炭鉱夫は止まらない

世の中に眠った役立ちそうなものを探して綴る雑記

3Dプリンターというものを実際に使用してみてわかった出来ること

2~3年前あたりから話題になった3Dプリンター
今では10万円程度の一般家庭でも買えるようなものまで出てきました
でも実際に実物を見たことある人、ましてや使ったことある人なんてごく一部ではないでしょうか

3Dプリンターを使えば銃だって作れちゃうんでしょ?(よくわかんないけど)


皆さんの気持ちはこんな感じじゃないですか?

そこで今日はこの3Dプリンターについて触れてみようと思います

急に専門的な話題だしてどうしたって?
げ、ゲーム以外のことだって話せるんだから(震え声)

3Dプリンターの使用感

3Dプリンターと言っても2017年現在は色々なものがあるのですが、ここでは僕が使ったことのある熱溶解積層方式とインクジェット方式の3Dプリンターについて紹介します
使ったことないものの話したってどっかの文章丸コピしか出来ないからね

熱溶解積層方式

樹脂をヒーターで加熱することで溶かし、その樹脂を押し出して1層ずつ積み重ねていく方式

何言ってるのかわからねぇや

って思うかもしれませんが、ボンドを思い浮かべてもらえばいいです

ボンドで平べったいものを作ったら固まるのを待つ

その上にまた平べったいものを作ってまた固まるのを待つ
というのを何十回と繰り返す作り方です

秋葉原等で売っている10万円前後で買えるものはほぼ全てこの方式です
そして安い3Dプリンターではちょっと細めのボンドのような太さで積み上げていくため、出来上がる物の精度は残念なものになります

昔作ったものを紛失してしまい参考画像がないため、ちょっとよそから拝借してきましたがこんな感じです
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出典2.bp.blogspot.com

よく参考画像として載っているものは非常に綺麗ですよね
あれは作った後で表面処理を行っているんです
全面を綺麗に磨くというのは正直とても大変だと思います

手頃な値段だし3Dプリンター買ってみるかと思ったあなた!
今一度自分がどんな機能を期待しているか考えてみてください
もちろん精度を大して必要とせず、それでいて特に細かいものでなければ安価な3Dプリンターでもできることは沢山あります
そこはしっかりと自分の用途を明らかにし、その用途に耐えうるか確認してみてください

インクジェット方式

これは非常に分かりやすいのではないでしょうか
インクジェットプリンターのようにヘッドが高速で動き、該当する箇所に液状の樹脂を吹き付けていきます
これを何千回と繰り返すことで徐々に立体的に作り上げていくのですが、0.1mm以下のピッチで積み上げていくため、非常に高精度なものが作れます
これははっきり言って凄いです
3DCADで設計したものがものの数時間でその通りに完成してしまいます
しかし一つだけ難点が…

とても脆い!

ちょっと力を加えるだけで細い部分がぽろっと折れてしまいます
悲しい
たまにiPhoneケースを3Dプリンターで作ってみたというのを見ますが、あれもスマホちょっと落としたりしたら簡単に割れちゃうと思うんですよね…
とは言えスマホのような重いものと一緒に落下させると流石に耐えられませんが、肉厚を十分に確保すればそう簡単には折れませんがね


使用用途としては設計確認のサンプル作成とかですかね
一般的に樹脂製品のサンプルを作る時は四角形の樹脂の塊をひたすら削っていくという方法で作る為、比較的小さいものでも2~3日はかかってしまいます
しかし、この3Dプリンターであれば次の日には完成しています

早い!早すぎる!

3Dプリンターの登場により製造業には革命が起きました!
その割には製品開発がそれほど早くなっていない気がするのは気のせいかな
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難点が一つとか言いましたがもう一点実は気になることがあります
写真ではわからないかもですが実物を見るとこいつも積層の境目の線が見えてしまいます
残念ながら質感という意味では成型品とは比べ物になりません

ちなみにここ最近で知ったのですが、3Dプリンターでゴムのようなものまで作れるようになりました!(ゴムとは言っていない)
シリコーン製品のサンプルとかで使えそうですかね
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まとめ

いかがでしたでしょうか
実際に使っている身としての3Dプリンターの現実を記事にしてみたのですが、皆さんの知りたいことが一つでもありましたか?
正直な感想としては2017年現時点での3Dプリンターはまだまだだな、という思いなのですが、上で述べたようについ最近ゴムっぽいものが3Dプリンターで作れるようになる等現在進行形で3Dプリンターも進化しています
また、今回は樹脂限定の3Dプリンターの紹介でしたが、今は金属の3Dプリンターも出ています
これまた表面が粗いですが、これによりそのうち樹脂と金属を同時に作成し、3Dプリンターで一つの製品を完成させてしまうというのもそう遠い話ではないのかもしれませんね