炭鉱夫は止まらない

世の中に眠った役立ちそうなものを探して綴る雑記

【テルモ】 アームイン血圧計ES-P2020を使ってみた

近所のドラッグストアにてテルモのアームイン血圧計がぽつんと置いてあったため、思わず使ってみました
率直な感想としては、カフを巻かずに測定できるというのは非常に楽です
あと一般的なカフに比べて腕を包む感覚が優しいです

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ES-P2020の特徴

アームイン血圧計

上腕式血圧計だの手首式血圧計だの色々あるけどなんなんだ
と思う人もいるかもしれませんが、アームイン血圧計とは自分でカフを巻く必要がなく、装置に空いている穴へ自分の腕を突っ込み、測定ボタンを押すだけで血圧が測れてしまうという血圧計です

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正直カフを自分で巻くって結構大変なんですよね
自分の腕に巻くわけですから片腕だけで巻かなければならないわけですし、緩く巻いてもきつく巻いてもダメと言われてもそもそも自分の巻き具合が正しいのかもよくわかりません
なんならカフを巻く作業だけでイライラして血圧が上がる可能性すらあり得ます

そして測定し終えた後のカフの収納がこれまた厄介
ほとんどの機種ではカフを本体に収納することが出来ないため、カフは自由な状態となっています
このせいで本体とカフはそれぞれ小さいにも関わらず地味に場所を取るし、なんだか散らかったような見た目となってしまいます

これらの煩わしさから解放されるのがアームイン血圧計で、個人的には血圧計の種類の中では一番のオススメです
ちなみに祖父はこれの1つ前の世代のES-P2000という機種を使用しています

リバロッチ・コロトコフ法による測定

これまた難しい言葉を使っていますが、要するに医者が聴診器で血管の音を聴いているあれです
一般的な血圧計は血管の音を聴く代わりにカフの圧力変動を見ています
それをあえてマイクによって血管の音を測定して血圧測定を行っているのがこの機種ということですね
この測定方法がカフの圧力変動を見るのに対してどれだけ有用なのかは僕にはわかりませんが、ノイズセンサにより周囲の騒音や振動等を除去できるとのことなので間違った値を測定してしまうという可能性は低くなるのではないでしょうか

とにかくシンプル

これは人によって好みが別れるでしょうが、機械操作が得意ではない人にとっては機能が増えることは必ずしも良いことではないんですよね
その点この血圧計はスタート/ストップボタンと異常時用の緊急排気ボタンのみ
表示も最高血圧と最低血圧、そして脈拍のみと、とにかくシンプルな作りとなっています

メモリ機能までないのはどうなの?と思わなくもないですが、祖父を見ている限りは測定が終わったら即メモをしているので問題はなさそうです

アームイン血圧計では国内最小・最軽量

2016年6月の時点では、という注意書きが必要ですが、国内のアームイン血圧計の中では最小・最軽量だそうです
最小、と言っても流石にカフを含めても一般的な上腕型血圧計よりは場所を取ります
しかし何にせよ測定し辛くならない範囲であれば小さければ小さいほうが邪魔にならなくていいかなと個人的には思います
また、この血圧計の重量が900gを切るくらいの軽さですが、恐らく比較の対象になるであろうオムロンのHEM-1020というアームイン血圧計は約1.6kgなので半分近い重量ですね
家に血圧計を固定して置いておく場所があるなら別ですが、出したり片付けたりする場合にはこの重さは地味に効いてくると思います

ES-P2020の欠点

メモリ機能なし

いくらシンプルが良いと言ってもメモリ機能がないのはどうなの?とはやはり思ってしまいます
ぼーっとしていたら画面が消えていた、なんてことになってもその時の測定結果はもう無くなっているんですよね

とは言え、逆にメモリ機能が充実していたところで、という気もするんですけどね
例えばこの血圧計でメモリを300回分記録できたとして、後で一気にノートに書くとか面倒ですよね
かと言って記録が入っているからとこの血圧計を病院に持って行くにはいくらなんでも大きすぎます
もしメモリ機能を有効活用したいのであればBluetooth機能でスマホ等に記録を移せる、というところまであると便利かもしれません
ちなみに今回紹介している機種はES-P2020ZZというもので、別にNFC通信機能が付いたES-P2020DZという機種もあるのですが、そちらにはメモリ機能(360回分)があり、PCにデータを送信することも出来るようです
しかしその分スイッチも増えるし、そもそもNFCリーダー/ライターなんて普通の家にあるのだろうか

腕の太さに制限がある

ES-P2020の測定可能な腕周囲は18~33cmということで痩せすぎで腕が細すぎたりムキムキマッチョで腕が太すぎる人は使うことが出来ません
同じくオムロンのHEM1020というアームイン血圧計も17~32cmという制限があることから、ES-P2020の問題と言うよりはこのタイプの血圧計の技術的な問題なのかもしれません
なんにせよ購入前に自分の腕の太さを測ってみましょう
正確に測る必要はないのでメジャーをクルっと腕に巻いて簡単に測れます

まさかのACアダプターが別売り

コストカットの為でしょうが、ACアダプターが別売りです
単3乾電池4本で約250回測定できるとのことなのでまぁ乾電池でも測定出来ない事もないですが…
ACアダプターが3000円くらいなので、1日2回測定するとした場合1年間で電池を2回交換でしょうか
4本で100円で売っているので、年間300円、アダプターの元を取るのに10年使用と考えると電池でもいいのかな?

終わりに

シンプルさを追求した血圧計ということで、お年寄りの方等には向いているかもしれません
実際に祖父が前の型を使っていますしね
それでいて精度にはこだわりがあるようなので、精度さえちゃんとしていれば良いという人には向いているのではないでしょうか
軽いので測定の時だけテーブルに置く等も気楽に出来るかと思います
どんな血圧計を購入しようか悩んでいる人はぜひ検討してみてください

ではでは~